拘縮の方へのケア方法① 練馬区ヘルパー募集

query_builder 2023/06/19
ブログ
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こんにちはLink岩原です。

今日はLinkがヘルパーさんに拘縮の方のケアに入る前に事前に講習を行っているものをご紹介しますね。

拘縮ケアの基本は「痛みを与えないこと」です。

利用者に痛みを与えると、筋肉が緊張し拘縮を進行させてしまいます。

せっかく、拘縮ケアのために「正しい姿勢・ポジショニング」をしても、介助中に痛みを与えてしまっていたら、かえって拘縮を進ませてしまうことも。

また、筋肉や関節がガチガチの状態の利用者に対して、オムツ交換や更衣介助などの身体介護を行うのは至難の業です。

時間を気にしてつい力任せに介助をしてしまうと、骨折や内出血などのケガをさせてしまうリスクもあります。

筋肉や関節が硬いから身体も丈夫、ということは決してありません。一般の高齢者と同様に、拘縮の利用者も骨がもろかったり皮膚が弱かったりするので、十分に注意する必要があります。

つまり、「拘縮の進行」や「骨折などのケガ」を回避するためには、痛みを与えない正しい関節の動かし方を知ることが重要なのです。

痛みを与えない介助の基本となる「手のカタチ」と「触れる位置」

痛みを与えない「関節の動かし方」をマスターするには、2つの基本を意識しましょう。

2つの基本とは、利用者に触れるときの「手のカタチ」と「触れる位置」。

正しい「手のカタチ」と「触れる位置」をマスターできれば、拘縮ケアだけでなく、すべての介助で痛みを与えないケアができるようになるでしょう。

「手のカタチ」の基本

「手のカタチ」の基本は、「広い面積で力を入れすぎないように触れること」。

そうすると、利用者を傷つけるリスクが減ります。

具体的な「手のカタチ」のポイントは、以下の2つ。

手のカタチ①4本の指をくっつける

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1つめのポイントは、「4本の指をくっつけること」。

指が離れているパーの状態で力を入れると、指一本一本の小さい面積に力が集中します。

小さい面積に力が集中すると、より負荷がかかり、利用者の皮膚を傷つける可能性が高まります。

しかし、4本指をくっつけた状態にすると、広い面積で利用者に触れることができます。

広い面で触れると力が分散するため、力の集中を防げるだけでなく、介護者のつき指予防にもなります。

手のカタチ②指の根もとを曲げる

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2つめのポイントは、「指の根もとを曲げること」。

手全体を丸くすると、指先に力が入りやすくなり、利用者の皮膚を傷つける可能性が高まります。

しかし、指の根もとの関節だけを曲げ、指全体を伸ばす虫様筋握り(ちゅうようきんにぎり)であれば、指先に力が入りにくくなります。

手のひら全体で利用者に触れることができるため、安全に介助できるでしょう。

「触れる位置」の基本

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介助で触れる位置の基本は、「関節」と「骨」です。

やわらかい部位ではなく、関節や骨など突出した硬いところに触れるようにしましょう。

逆に身体のやわらかい部分は、皮膚や皮下組織を傷つけるリスクが高いので気を付けましょう。

とくに、介助中に触れてしまいがちなNG箇所は「太もも」「おしり」「二のうで」の3つ。

触れるなキケン!NG箇所

太もも:体位変換や起き上がり介助で触れている人も多い部位。やわらかくて皮下組織が傷つきやすい。

体位変換や起き上がり介助では、ひざや腰に触れる

おしり:重力がかかりやすいため、褥瘡ができやすいデリケートな部位。

立ち上がり介助などで下半身を支えたいときは、ひざや腰に触れる

二のうで:身体を動かす介助のときに、ついつかんでしまがちな部位。やわらかくて皮膚を傷めやすい。

体位変換や更衣介助では、ひじや肩に触れる




関節の動かし方①わきを開く

ここからは、実際に関節の動かす方法を部位別に解説します。

最初に解説するのは、わきを開くときに役立つ関節の動かし方。

拘縮でわきが締まっていると、更衣介助などで困ることも多いですよね。

この方法を使えば、安全にわきを開くことができるため、介助の負担も減るでしょう。

1.ひじと肩に手を置き、うでを内側へ動かす

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まずは、動かしたいほうのひじと肩に両手を添えます。

身体の内側に向かってひじを軽く押すように、ななめにゆっくり動かします。

最初に内側へ動かす

いきなり外へ開くと肩の関節が痛み、拘縮が進む

手首は持って引っぱるのはNG

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うでを動かすときに、手首を持つのはNG行為です!

手首を持って無理にうでを引くと、骨折する可能性があります。

しかも、上腕の骨がねじれることから、非常に治りづらい「らせん骨折」を起こしやすいので要注意。

手首ではなく、ひじや肩に触れましょう。

2.弧を描くように外側へ動かす

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一呼吸おいて、弧を描くイメージでひじを外側へ回転させるようにゆっくり動かします。

3.無理なくわきが開く

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無理なくわきが開いている状態になります。


これは、ゴムと似たような性質である筋肉の特徴を活かした方法です。

わきが締まっている状態では、うでの筋肉は身体の内側に向かって力が入っています。うでを最初から外側へ引っぱると、力が入っているほうとは逆に動かすことになるので、余計に力が入ってしまいます。

最初に内側へ動かして筋肉の緊張をとってから、外側へ動かしましょう!


明日は関節拘縮のケアをご紹介します。


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